「メイドイン東村山」なメディア始動

ハチコク社 仲幸蔵

2013年にVol.1を発刊してから5年間、たくさんの方に支えていただいた「るるぶ東村山」が生まれ変わります。その間、本当に色々な出会いがありましたが、昨年、小学校時代の恩師から「東村山すてき発見」という特別授業の講師を依頼されたことが大きなきっかけになりました。
いつも見かけるお店や地域のイベントは、裏で支えている人たちがいて、そこには隠れたストーリーがあって。それを知ると、自分の暮らすまちがもっと楽しくなったり、誇らしく思ったりする。僕が今まで取材を通して感じたことを、久米川東小の子どもたちが真剣に聞いてくれました。
半年後に再び訪れた授業では、子どもたちが実際にまちを探索して完成させた「取材記事」を発表してくれ、2クラス85人分の手書き記事は宝石の原石のように感じました。
長年「るるぶ」の取材記者として、那須や関東周辺を駆け回り、地元の方々との交流を重ねて成長させてもらいました。今回「るるぶ東村山」から、さらに一歩先に進んで、この子たちや、まちの人たちと一緒に新しいメディアを作っていきたいという気持ちが一層強くなりました。
「るるぶ東村山」は、本年度から完全オリジナルの東村山発フリーペーパーとしてリニューアルします。詳細は随時お知らせできればと思います。
そうそう、秋のプレオープンを目指して、まちと人に焦点を当てたウェブサイトも同時進行中。紙とウェブを連動させて、子どもも大人もみんなが「観光大使」になれるような、変わりゆくまちの匂いを未来に託せるような、そんなとびきり濃厚で、楽しさいっぱいの「メイドイン・オール東村山」なメディアを一緒に育ててもらえたらうれしいです。