ウチノ板金 コンセプトガイド

ウチノ板金 コンセプトガイド
地元の屋根屋がやる「屋根展」や板金職人の技を伝える「和國商店」など、オリジナリティあふれるブランディングでいつもワクワクさせてくれるウチノ板金さんのパンフレット。

「僕が屋根を守る」という内野さんの誠意と誇りが込められた企業メッセージがまっすぐに伝わるようシンプルにデザインしました。

そういえば、「とりあえずやってみる」と始まった「屋根展」は、あれよあれよと開催10回を数え、広島や岐阜でも地元の屋根屋さんの手によって展開されることになったようです。

のめっ恋まちひがしむらやま 観光PRポスター

東村山の観光PRポスターの第一弾。
「のめっこい」とは、東村山とその周辺地域の方言で「親しい、仲がよい」という意味があります。「東村山の魅力はなんだろう?」地域のワークショップで度々語られるこの質問で、よく聞かれるのは「住んでる人があったかい」だったりします。これは、いわゆる観光地でないまちの場合、どこでも同じことが言えるのかもしれませんが、少なくとも、それだけ自分のまちが好きな人がいるのだろうなぁと思っています。
ということで、総合編となる第一弾ポスターは、東村山の未来を担う子どもたちに協力してもらいました。撮影が行われたたくめがわ電車図書館は、ひがっしーもやってきて大騒ぎ。限られた時間のなかで頑張ってくれた子どもたちのお陰で愛らしいポスターになりました。このポスターは、所沢駅構内のデジタルサイネージでも表示されていました。
ちなみに、馬場さん力作のフラッグは、撮影後に東村山産業・観光案内コーナーで展示されることになりました。

写真:田島史絵
フラッグ制作:馬場明日香
モデル協力:東村山の子どもたち

生活クラブ風の村メッセージブック「私らしくはたらく 15人のSTORY」


千葉を拠点とし、「誰もがありのままにその人らしく地域で暮らすことができるように」をコンセプトに、高齢者支援施設、子育て支援施設、障がい児者支援施設などを包括的に行っている社会福祉法人「風の村」。
すべての人の尊厳を守るという確固とした信念を持つこの場所には、特養も保育園も、近くにあったらどんなにいいだろう…と思える素晴らしい環境で、「社会のために自分に何ができるか」に真剣に向き合っている職員さんがたくさんいらっしゃいました。

これから社会に飛び込む新卒の皆さんに、数年後の自分をイメージしてもらえるように、風の村でいきいきとはたらく15人のストーリーを、寺島さんの瑞々しい写真の数々、やまさきさんの愛らしいイラスト、加藤優さんのやわらかなテキストで一冊に綴りました。酷暑といわれた2018年のあまりにも暑い夏の撮影も、今となっては良い想い出です。

発行:社会福祉法人生活クラブ風の村
企画制作:株式会社あしたラボラトリー、ハチコク社
プロデュース:片山啓吾
撮影:寺島由里佳
取材、執筆:加藤優
イラストレーション:やまさき薫