国立ポッポ祭@国立本店


福田が「本とまちと編集」をテーマにしたコミュニティスペース「国立本店」の、運営メンバーになってもうすぐ4年。なかなか参加できないことも多いのですが、国立にあった文化住宅「旧高田邸」のイベント運営や、国立で最後の銭湯となった「鳩の湯」さんのイベントに参加することがきっかけでいろんな方たちと出会い、国立がとても身近になりました。
鳩の湯イベントではリーフレットのデザインも担当(鳩の湯のロゴマークは、同じく国立本店の江津さん作)。壁画を修復するためのクラウドファンディングを成功させたり、銭湯絵師・丸山清人さんのライブペインティングがあったり、足湯図書館があったり。国立本店らしく、ニッチながら濃厚でテンコ盛りなイベントで、テレビや新聞にも取り上げられ、たくさんのお客さんに来てもらいました。福田は音楽ライブの担当で、東村山からたくさんのミュージシャンが音響持ち込みで参加してくれ、彼らの演奏を国立の人たちが楽しんでいるのを見てとても嬉しくなったものです。
余談ですが、その後「Another Tokyo,TAMA」の図鑑カードでは、銭湯がテーマのカードで「鳩の湯」さんに撮影協力していただき、仲がお世話になった国立商工会青年部の皆さんにモデルで出演してもらい、「はたけんぼ」の小林未央さんに撮影をしてもらうという、「国立づくし」の夢のカードが実現しました。

東村山さとやまシアター feat.ねぶくろシネマ


いつものまちの風景に、映画のスクリーンが登場したら、どんなことが起こるだろう。広い芝生に寝っ転がって映画を観たり星空を眺めたり、飲んだり食べたり、笑ったり。そんな「非日常」を、自然豊かないつもの公園で体験できたら・・・。調布の河川敷をはじめ、全国で「ねぶくろシネマ」を展開している調布のパッチワークスと、東村山野外シネマ実行委員会、そして東村山市と西武・狭山丘陵パートナーズの4社によって実現したイベント。私たちは実行委員会の委員長&副委員長として企画運営に携わりました。メインビジュアルは「ねぶくろシネマ」チームの古田さん。
個人個人が、いつでも好きなときに好きなものを観れる時代だからこそ、こうしてわざわざ集まって、同じ場所で同じ映画を一緒に観るということが、とても贅沢なことに感じました。台風やら天候に振り回され、大変なことも多かったですが、限られた予算の中でもそれぞれの特性を発揮し合うと、こんなにいいイベントができるのかと実感しました。
会場装飾を担当してくれた和紙作家の西村あっこさんをはじめ、素敵な演奏で盛り上げてくださった「ゆるアコ」の皆さん、出店者の皆さん、ベイブパンを作ってくれたラザレさん、そして東村山のいつもの仲間たちにガッツリ支えられたイベントでもありました。

共催:東村山野外シネマ実行委員会、西武・狭山丘陵パートナーズ、東村山市
企画・運営:東村山野外シネマ実行委員会、合同会社パッチワークス
日時:2017年9月23日(土・祝)
開場:16:00〜(上映時間:18:30〜)
場所:都立狭山公園「風の広場」
料金:無料
上映作品:ベイブ
入場者数:約500名
協賛:三菱自動車工業株式会社、ハレット by 株式会社CHINTAI、エプソン販売株式会社、株式会社ハブ・アンド・スポーク物流
ロゴ&ポスター・リーフレットデザイン:古田裕
会場装飾:西村暁子(paperwork golaa::gotaa)

るるぶ特別編集 東村山 Vol.5


いわゆる「普通」のまちの小さな魅力が、誰かにとっての「旅」になる。そんな可能性を探して2013年より毎年発行してきたるるぶ東村山も第5弾。通称「るるひが」は、フリーランス同士だった私たちが地域に飛び込み、一緒に制作を始めることになったきっかけでもあり、新しいプロジェクトを始める時に常に立ち返る原点でもあります。「出る人も作る人もオール東村山」が信条で、紙面に登場してくれた東村山に所縁のある人々は、延べ1000人を超えました。取材に出かけ、完成した冊子をお届けに行くたびに、知ってる顔が増え、その人々がつながり、新しいことが始まる。年に1度、るるひがの紙面を作りながら、東村山の人間相関図が広がっていくのを俯瞰で見るような感覚になります。

発行:東村山市商工会、東村山市
制作:株式会社JTBパブリッシング
部数:2万部
仕様:12P、天地257㎜×左右210㎜
配布日:2018年4月2日
予価:無料
取材・撮影・デザイン:合同会社ハチコク社
特別協力:友利千里、モノトオト、Mariko Izawa、Minoru Sakuma、垣花茂則、井本聡