もうひとつの東京多摩を楽しむ 30のカードブック

ハチコク社 859sha もうひとつの東京多摩を楽しむ30のカードブック


「Another Tokyo, TAMA」プロジェクトで、マップとともに発行された30枚の図鑑カード。「自然」「文化」「食」など6つのカテゴリーに分け、多摩を楽しむ30のテーマを提案しています。世界の人たちの想像する「TOKYO」は、きっと、先進的な大都会のイメージ。旅先の日常を能動的に楽しめる人たちが東京を訪れた時に、多摩カードの中からお気に入りをみつけ、普段着のまま遊びに来てくれたら。そして、多摩の豊かな自然や文化、暮らしに触れ、東京の楽しみ方がもっと多様になったら。そんな想いで作りました。日々活動する中で出会った多摩在住のクリエイターの方々と一緒につくれたことで、当初のイメージよりもずっとバラエティに富んだワクワクするカードになりました。

発行:多摩観光推進協議会
企画制作:合同会社ハチコク社
印刷:株式会社ドライブドリームストーリー、有限会社加藤紙器
部数:日本語:1万5000部、英語:8000部
配布日:2018年4月
予価:無料
クリエイティブディレクション:仲幸蔵
アートディレクション:福田忍
デザイン:高仲明彦、古田裕、福田忍
取材:株式会社ミゲル、合同会社ハチコク社
撮影:曽田夕紀子、寺島由里佳、樋口晃亮、小林未央、仲幸蔵
イラストレーション:福田忍
執筆協力:井本聡、小野淳
翻訳:株式会社ラパン、小山武士
モデル協力:黒田よし子、浅野栞、板坂克二
地図協力:北海道地図株式会社
特別協力:東村山市商工会、東村山市シルバー人材センター、西武信用金庫東村山支店、萩原修、長島剛、加藤健介、亀谷長希、千葉智之、矢島秀秋

もうひとつの東京多摩を楽しむ 1Dayトリップマップ


2017年9月、東京多摩エリアの観光振興を目的とする「多摩観光推進協議会」が設立され、「Another Tokyo, TAMA」プロジェクトがスタートし、マップと図鑑カードの制作を担当しました。
「1Dayトリップマップ」は、新宿を起点とし、「西」を上にした多摩全域を俯瞰できる鳥瞰マップ。エリアによって文化や雰囲気も違う多摩の風景やおすすめスポットを一目で感じてもらえる地図を目指しました。裏面には多摩を走る路線マップとともに、図鑑カードのカテゴリーと連動する1Dayモデルコースを掲載しています。
イラストは福田が担当。がっつり絵を描くのは久しぶりでしたが、デザインはどちらかというと引きの視点、イラストはぎゅーっと深部に入り込む視点。文字通り、鳥瞰マップの上空と地面を行ったり来たりするような気分の制作になりました。

発行:多摩観光推進協議会
企画制作:合同会社ハチコク社
印刷:株式会社ドライブドリームストーリー
部数:日本語:5万部、英語:5万部
配布日:2018年4月
予価:無料
クリエイティブディレクション:仲幸蔵
アートディレクション&デザイン:福田忍
取材:株式会社ミゲル、合同会社ハチコク社
撮影:曽田夕紀子、樋口晃亮、仲幸蔵
イラストレーション:福田忍
翻訳:株式会社ラパン
地図協力:北海道地図株式会社
特別協力:東村山市商工会、東村山市シルバー人材センター、西武信用金庫東村山支店、萩原修、長島剛、加藤健介、亀谷長希、千葉智之、矢島秀秋

時空アドベンチャー(2014〜2016)


2014年から3年連続で東村山と国分寺の同時開催となった、「みんなでつくるみんなの宝探し 時空アドベンチャー」。時空手帳に書かれたヒントを元に、実際にまちを歩いて謎を解き、タイムバンディット(時空盗賊)に盗まれた大切なデータを取り戻すという、現実と非現実の世界が混合した宝探しゲームです。
NPO法人ソーシャライズ代表の片山君を中心にプロジェクトチームが組まれ、私たちはサポート役として企画運営や広報&グッズのデザインに携わりました。時空アドベンチャーの核になる世界観は、同じまちに暮らすイラストレーター・ハラケンさんによるもの。
2回目以降は手帳が両市の小学校で全校配布されるようになり、教室で第一問を考え始めちゃう子がいたり、開催日前に下見(フライング?)で該当エリアを回る子どもたちの姿がチラホラ見られたり、開催初日の受付オープンと同時に息を切らしてゴールに駆けつける子がいたり。何より開催期間中に自分たちの手がけた手帳を持って、夢中でまちを歩く子どもたちの姿をあちこちで見られたのは、準備の大変さも吹っ飛ぶ何よりの喜びでした。

主催:東村山市&国分寺市(まちの魅力発信共催事業実行委員会)
企画・監修:NPO法人ソーシャライズ
デザイン(ポスター、時空手帳):ハチコク社
キャラクターデザイン&イラストレーション:原健一郎