東光建設 コンセプトビジュアル&メッセージ
廃棄物収集でまちの重要なインフラを支える東光建設さん。
持続可能で快適な環境づくりを社員が誇りを持って「考える」ことをメッセージとして表現しました。
名刺では社員の皆さん一人ひとりが「Think Green」メッセージを書いてくださいました。
ほかにも看板などの広告媒体に展開しています。余談ですが、東光建設の小山専務と仲は小学時代の同級生。
そんな縁から生まれたプロジェクトです。
東村山観光振興連絡会が主催、観光ボランティアガイドさんが中心になって企画された、見て聞いて歩いて東村山の魅力を学ぶまち歩きイベント。前年に続きポスターデザインを担当させていただきました。
「いざ、まち沸かし」をスローガンに、同じまちで出会った仲間とともに、各々の個性を光らせ、活動を続ける東村山市商工会青年部。青年部が主催するイベント「どんこい祭’16」の実行委員長や第19代部長を務めたり、「平成26年度 青年経営者の主張大会」の東京代表として壇上に上がったりと、どっぷり青年部時代を過ごした仲にとってはひときわ思い入れの強い仲間たちです。
青年部のギザギザのロゴは東村山のシンボル・八国山。稜線は部員の個性の集約、赤い丸は空に向かって昇る希望の太陽をイメージしました。仲が青年部に在籍していたときはデザインでも色々と遊ばせてもらい、変なグッズを提案してはほかの部員たちに怒られるというのが恒例となっていました。
東村山観光振興連絡会が主催、観光ボランティアガイドさんが中心になって企画された、見て聞いて歩いて東村山の魅力を学ぶまち歩きイベント。普段暮らしていると気付かない、通り過ぎるだけの道にポツンとある石塔や石造物も、いわれを辿るとまちの見え方が変わります。いつも元気なガイドの皆さんには、「ココミテ」などでまち歩きの楽しさを教えていただきました。
ハンセン病療養所の全生園のある東村山は、映画「あん」のロケ地です。主演の永瀬正敏さんをはじめとした出演者やスタッフの皆さんも東村山に暮らしながら撮影が行われ、スタッフルームや食事を提供するなど、撮影を全力で支えた市民の有志の方たちとの交流も育まれていきました。映画「あん」は、世界各国で大きな反響を呼び、「ロケ地を訪ねて東村山に来てくれた人をおもてなしできるような地図がほしい」と実行委員会が立ち上がりました。
河瀨直美監督、原作者のドリアン助川さん、美術の部谷京子さん、映画スタッフやキャストの皆さんが、ひとつの作品を作り上げていく真摯な姿、それを無我夢中で支えたまちの人たち。どちらも真剣に向き合って生まれた絆があったからこそ実現した冊子です。タイトルを単なる「ロケ地マップ」とせず、「メモリアルマップ」としたのはそんな理由からでした。映画の世界と、自分が暮らす馴染みのまちと、全生園の歴史、その森に暮らす人々の想い。取材を重ねるごとに現実と作品の世界が入り混じり、深く深く、沈んでいくように制作にのめり込む特別な時間を過ごしました。
映画が完成して数年が経ちますが、今も原作者のドリアンさんや映画の関係者の皆さんと、実行委員長”みっちゃん”たちとの交流は続き、映画完成後にみっちゃんが営むことになった全生園のお食事処「なごみ」にはたくさんの人が訪れています。
多摩湖(村山貯水池)に面した都立狭山公園は、東京と埼玉にまたがり、里山の自然環境が色濃く残る狭山丘陵の玄関口。広大な人工湖と青空、風に揺れる木々が気持ちよく、福田が愛犬のセビとよくお散歩に出かけるお気に入りのスポットです。
2017年は、里山を守る管理運営団体の西武・狭山丘陵パートナーズさんからのご依頼で、開園80周年の記念ロゴや「SAYAMA HILLS 3days」のポスターをデザインさせてもらったほか、「さとやまシアター」を共催したりと、うれしいプロジェクトが続きました。
ご自宅のリビングを解放してお店を始めたいと店主の平沼さんからご相談をいただき、ホームページやお店のロゴ、ショップカード、お料理の撮影、SNSページの準備などなど、立ち上げのお手伝いをさせていただきました。本格的なヴィーガンランチがいただけるお店なのですが、やっぱり「くまの食堂」のイメージは、お母さんが心を込めて作る「おうちごはん」。ご家族の健康を第一に考え、たどり着いたメニューの数々は、余計な飾り文句が必要ないほど強く、説得力があります。
そういえば、絶対にお店の参考になるからと、仲が取材でお世話になった那須の「松おか」さんに3人でランチ訪問したことも今となっては懐かしい思い出。その後、平沼さんが松岡さんのところでお味噌を作りに行かれたりと、交流が続いているのも嬉しいかぎりです。
東村山市役所いきいきプラザの一角にお目見えした、小さな子どもたちの遊べるスペース「ころころたまご」。いつもスタッフさんが笑顔で待ってくれていて、気軽にいろんなお話や相談ができ、子育て中のお母さんたちの心強い力になってくれます。
ころころたまごの母体「ころころの森」の皆さんとは、東村山子育て情報サイト「ころころネット」のデザインがきっかけで、その後もいろんなプロジェクトのデザインに関わらせていただいています。子育てにやさしいお店や施設を投票する子育てアワードや、ころころネットのキャラクター・コロネちゃんのLINEスタンプを作ったりと、プロジェクト企画の中心はいつもママさんたち。次々とアイデアが出てくる場にご一緒するのが楽しいです。